すべり抵抗性試験(DFT法)
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目的
舗装路面のすべり抵抗を、回転式の円盤を用いたすべり抵抗測定器により路面の動摩擦係数として測定する。
適用範囲
アスファルト舗装やコンクリート舗装などの路面のすべり抵抗を動摩擦係数で評価するために、現場および試験室で実施する。
試験器具
試験器はDynamic Friction Tester ダイナミック・フリクション・テスター(以下、DFテスター)を使用する。この試験器は、タイヤゴムピースを試験器底面の円盤に取り付け、円盤が回転するときのゴムと路面との摩擦力を測定する試験器。すべり抵抗測定車による方法は実際に走行している車両が路面から受ける抵抗に近いと言われている。すべり抵抗測定車とは60km/hから40km/hでかなり良い相関性が認められている。
参考:舗装試験法便覧別冊(暫定試験方法)